メディエイド用語集
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モバイルヘルス
「モバイルヘルス」とは、高機能化するスマートフォン(スマホ)端末やタブレット端末などの携帯端末(モバイル端末)を利用して行う医療行為や診療サポート行為のことを言う。海外では「Mobile Health」もしくは「mHealth(エム・ヘルス)」と略されている。
「モバイルヘルス」においては、患者のモバイル端末と様々なヘルスケア機器をデータ連携しモバイル端末およびクラウド上でデータを管理、医療者と情報をやり取りする方法があるが、近年ではヘルスケア機器に携帯モジュールを組み込み、携帯回線を経由してクラウド上にデータを送信するといったサービスも出始めている。
前者のようなモバイル端末とヘルスケア機器の連携には、2009年末に仕様が公開された省電力型Bluetooth通信(Bluetooth Low Energy:BLE)が主に利用される。また後者のようなヘルスケア機器に携帯モジュールを組み込む方法は「モノのインターネット(Internet of Things:IoT)」と言われており、近年ではヘルスケア機器に限らず、道路や橋などのインフラ産業においても利用されている。ヘルスケア領域においてはITリテラシーが比較的低い高齢者での利用も考慮する必要があり、IoTの活用が重要であると考えられる。
モバイルヘルス活用の具体例としては、患者に電極を付けてもらい心電図や心拍数を持続的にスマホで確認できる製品(表中①)、血糖自己測定器とデータ連携をして糖尿病患者の血糖管理ができるアプリ(表中②)、携帯モジュールを組み込んだ血圧計のデータを直接クラウドに送信して医師と血圧管理をするサービス(表中③)、リストバンドで歩数や活動量を測定しスマートフォンで管理する製品(表中④)、検眼鏡とスマホを連携することで眼底画像の撮影や保存、患者情報の管理などを行える製品(表中⑤)などがあり、様々なサービスが登場している。
| 目的 | 製品・サービス例 | |
| ① | 心電図・心拍モニター |
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| ② | 血糖値管理 |
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| ③ | 血圧管理 |
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| ④ | 活動量管理 |
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| ⑤ | 眼底検査 |
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医療機器という「ハードウェア」と、モバイル端末やクラウドを活用した「ソフトウェア」が融合し、新たな付加価値をもたらす「モバイルヘルス」という市場は、Google社の「Google Fit」やApple社の「Health」といった健康管理プラットフォームが提供されることや、Apple社の「Apple iWatch」などに代表されるウェアラブル端末の登場により、さらなる拡大が予想される。
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